Seismic Tomography Globeをご覧いただき、ありがとうございます。このウェブサイトは今後、こちらの新サイトへ移転します。
http://dagik.org/misc/gst/index-ja.html
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Seismic Tomography Globeとは
ウェブブラウザで操作できる三次元全球地震波トモグラフィーモデルです。マウスや矢印キーで回転、ズーム等の操作ができます。コンテンツ
- HMSL-S06 HMSL-S06(S波)とHMSL-P06(P波)
(Houser et al., 2008) (概要) - GAP_P4 (P波) (読み込み時間がかかります)
(Obayashi et al., 2013, Fukao and Obayashi, 2013) (概要) - S362ANI(S波)と S362WMANI(動径方向の異方性)
(Kustowski et al., 2008) (概要) - SEMUCB_WM1(S波と動径方向の異方性)
(French and Romanowicz 2014, Fench et al., 2013) (概要) - SP12RTS(S波、P波およびバルク音速)
(Koelemeijer et al., 2016) (概要)
このアプリについて
このアプリはJavaScriptで動くウェブアプリです。アプリへのリンクをクリックすると、全球地震波トモグラフィーデータがブラウザにダウンロードされ、そのデータをブラウザが解析し、ディスプレイに可視化する画像を作成します。地震波トモグラフィーとは、地球内部を地震波によって探索する技術です。地球内部の地震波速度の不均一は物質の違い、もしくは、温度の違いに起因していると考えられています。例えば、地震波速度が小さい領域は温度が周囲よりも高く(通常、赤系統の色で描画)、速度が大きい領域は温度が低い(通常、青系統の色)と推察できます(もしくは、物質が異なる可能性もあります)。このウェブアプリでは、マントル内部の地震波速度の違いを、鉛直および水平断面上の色の違いで表現しています。地震波速度の等値面(isosurface)も描画でき、それは上昇プルームや下降するスラブの大きさや形を直感的に理解する助けになります。地球のマントルは硬い岩石でできていますが、長期間では流体のように振舞っています。その流れ(マントル対流)は温度差もしくは物質の違いによる浮力によって駆動されています。このウェブアプリでは、その地球内部のダイナミックな運動の時間軸上の一コマ(現在の姿)を手軽に観察できます。