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For students

Researches in the laboratory (for students)

松浦の研究に関する方針・基本的な考え方

Tomoaki_Matsuura

研究テーマについて:松浦の興味は、新しいもの(分子、システム、プログラム、などなどなんでも)を「創る」ことです。特に進化を使って創ることに興味を持っています。プロジェクトをいくつか提案し、その中から希望に近いものを選んでもらいます。本当は、自分で提案してもらえると一層よいです。興味があることを研究しましょう。我々の研究に、生物に関する知識は必ずしも必要ありません。化学、物理、数学は全ての学問の根幹に位置します。我々は、化学、物理、生物、計算科学にまたがる研究を展開しています。

研究内容について:現在の科学は分野が細分化しており、新しい研究を進めるにはその道のエキスパートと共同で行うのが最も効率が良いです。そのため自分たちの強みを生かしながら国内外の多くのグループと共同研究を行っています。共同研究先に実験を習得するために出かけて行く、もしくは共同研究先から学生さん・研究員が来ることもあります。共同研究は、大人同士のビジネスのお付き合いになり、多くのことを学べると考えています。

研究指導について:可能な限り学生と議論をする時間をとります。ただし、受動的な態度では話はすぐに終わります。指示する側とされる側にならないようお互いに気をつける必要があります。研究を通して物事を論理的に考え、問題が何かを自ら導き出せる力を養うことを目指しています。それが皆さんの長い人生で最も役立つと考えています。学生さんとは共同研究者として・大人同士の関係を築きたいと考えています。
研究成果を論文として発表しないと、何もしないとの同じです。研究成果を論文として発表するには作法があります。論文になる研究・実験のやり方を早く身につける必要があります。これは経験がものをいいます。

学会発表について:マスターコースの学生は卒業までに少なくとも1回は学会・研究会に参加することを目指します。ドクターコースの学生は年に数回は学会・研究会に参加することを目指します(データが無い人は無理ですが)。

週1回程度ミーティングを行い、月1回ラボ全体ミーティングがあります。

最も大事と思っていること:笑顔で毎日を楽しく過ごせること。

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